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Hon-Cafeでは、毎月スペシャルゲストをお呼びしています。
4つのテーマで、毎週1冊づつゲスト愛読の「とびきりの1冊」を教えていただきますので、どうぞお楽しみに・・・!
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■中本千晶さん (出版プロデューサー)
今月のスペシャルゲストは、出版プロデューサーの中本千晶さん!
山口県周南市育ち。株式会社リクルートにて、海外ツアーのオンライン販売サイト「イサイズトラベル」の立ち上げや運営に携わられた後、2000年秋に独立。書籍等の執筆・編集などを手がけていらっしゃいます!
ご自身も「生き方を描く」をモットーに執筆活動をなさりつつ、2004年からはNPO法人「企画のたまご屋さん」の理事として、本を書きたい人と出版社とのマッチングの場創りにも従事。お仕事でも本と深く携わっていらっしゃる中本さんに、4冊のおすすめ本をご紹介いただきました!
「ずっと好きだった本を中心にしました」とのこと…、どうぞ、お楽しみに!
■中本千晶さんのページ■「かっぱ工房」
企画のたまご屋さん
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●中本さんにとって、本とはなんですか? 自由な表現でお答ください。
読むもの、そして創るもの!
私は舞台を観るのも大好きなのですが、書籍制作に携わるときは、いつも「本と舞台は同じだ」ということを考えます。編集者は舞台でいえば演出家、デザイナーやイラストレイターは舞台装置、大道具、衣装などの担当。そして著者は……スポットライトを浴びる主演俳優なんですね。そして、制作スタッフのチームワークがあってこそ、その本も輝くのだと思います。
●もしいただければ、「Hon-Cafe」読者の方に向けて一言をどうぞ。
今後、出版のハードルはどんどん下がり、「本を書く」チャンスはもっと身近になると思います。「Hon-Cafe」読者の皆さんも、出版という舞台でスポットライトを浴びてみませんか? 出版の舞台裏については、ブログ「たまごや日記」でもご紹介していますので、よかったら遊びにきてくださいね!
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| 4週目‥‥中本さんが最近注目した一冊は? |
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ドキッとさせるタイトルです。
著者の原田さんは弟を保険金殺人事件で失った被害者遺族。加害者の長谷川には死刑の判決が下されます。長年の間、憎しみとの壮絶な戦いを続けた原田さんでしたが、ある日、ひょんなことから獄中にある長谷川と面会してみようと思い立ちます。次第に変化する長谷川への気持ち。やがて、原田さんは長谷川を死に追いやることは決して自分の救いにはならないということに気付き始めます。ところが、そんな矢先……。
これから日本でも裁判員制度が始まり、誰もが「人が人を裁く」ことに無縁でいられなくなります。そんな時代の流れのなかで「罰する」こと「許す」ことの意味について今一度考えてみてもいいのではないかと思っています。
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| 3週目‥‥中本さんイチオシのお料理本を教えてください♪ |
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私の好きな料理本の条件は「シンプルで健康によく、おいしい料理であること」そして「書き手のライフスタイルに共感できること」。
この本に紹介されている「豆腐とほうれん草の中華風和え物」「いわしの蒲焼風」「白菜と豚肉の蒸し煮」などは、我が家の食卓の定番になってます。
著者の宇野千代さんは作家にして着物デザイナーとしても活躍。好きな男性のために、いつも心をこめて料理をされていたそうです。「私の憧れの女性」のひとりですね!
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| 2週目‥‥中本さんが何度も読み返している一冊、教えてください! |
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大学時代、就職活動をするころに初めて手にとって大きな影響を受けた本。その後も何度となく読み返している「生き方バイブル」です。
キャリア・ウーマンの衣食住、そして仕事と家庭に関する考え方や具体的ノウハウの提案書。「キャリア・ウーマン」という言葉こそ今では死語ですが、この本が提示する価値観はむしろ、今の時代のほうがフィットするのではないでしょうか。
著者の千葉敦子さんは乳がんで夭折されましたが、その先進性には驚かされるばかり。もし、今もお元気だったらどんな本を書かれただろうといつも思います。
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| 1週目‥‥中本さんの感性の原点になっている一冊って…?! |
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小学生のころ大好きだった童話。最近読み返してみて、やはりこの本が今の私の感性の原点となっているのだということを再確認しました(笑)。
宿題をサボっていた少年タローは、ぐうたら作家「キタ・モリオ」氏がたったの4ページしか書かなかった童話「船乗りクプクプ」なかに入り込み、主人公クプクプとなって航海の旅に出るハメになってしまいます。
破天荒でユーモラスなストーリーと、その奥底にさりげなく流れる著者のマジメなヒューマニズムとの絶妙なバランスが好き。物語のラストが無事にもとのタローに戻るという子供騙しの展開「ではない」ところも、たぶん子供時代の私の心を捉えたのだと思います。
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『企画のたまご屋さん』から生まれた書籍を2冊ご紹介させていただきます。1冊目は「天使のラストメッセージ」。
看護婦をしていた著者が、ターミナルケアの現場で患者さんの「死」に立ち会うなかで受け取った17の「ラストメッセージ」を綴ります。そこから垣間見えるそれぞれの人生の軌跡、「命」のかけがえのなさを改めて感じ取ることができる本です。
初めて企画が送られてきたときから、見本原稿を読んでボロボロ泣いてしまったという思い出の本でもあります。
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『企画のたまご屋さん』から生まれた書籍を2冊ご紹介させていただきます。2冊目は「だらだら毎日」。
大人気の4コマ漫画サイトが本になりました! しっかり者の「奥様」と、マイペースの「ダンナ様」の名コンビが繰り広げる、何気ないけどなんだかオカシイ日常の一コマ。読んで笑って「こういう夫婦ってイイな」と思える、なごみ本です。
ちなみに、著者ご夫妻は出版社の打ち合わせでも、編集の皆さんから「奥様」「ダンナ様」と呼ばれていました……。
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