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Hon-Cafeでは、毎月スペシャルゲストをお呼びしています。
4つのテーマで、毎週1冊づつゲスト愛読の「とびきりの1冊」を教えていただきますので、どうぞお楽しみに・・・!
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■星山玲さん (makalu.inc代表取締役)
今月のスペシャルゲストは、makalu.inc(有限会社マカルー)代表取締役星山玲さん。
1975年生まれ。CM制作、雑誌編集、広告企画・営業を経て、26歳で広告会社の取締役に就任!28歳で新たに設立したmakalu.incでは、語学ビジネスのほか、企画・プロデュース業を中心にビジネス展開なさっています。最近では「韓国語講師」の日本全国出張レッスンサービス「カフェで韓国語 CAFE-COREAカフェ・コレア」をスタートし、女性起業家として、「GRAZIA」誌、「FRAU」誌、「日経WOMAN」誌ほか多数メディアに登場なさっています…!
本好きが高じて、本の出版も計画中なのだとか。仕事もプライベートもアクティブ系の星山さん。どんなオススメ本を教えていただけるのでしょうか…?
CAFE-COREA
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●星山さんにとって、本とはなんですか?
わたしにとって本とは、インスピレーションでもあり実用でもある。無償の愛をくれる親のような存在で、必要とあれば必要な知識を与えてくれるし、後押しもしてくれる。生活に欠かせないもの。匂いも好き。
早起きして読んだり、お風呂やベッドに持ち込んだり、ワイン、たまにハードリカーを飲みながら読んだり、いつもリラックスした状態でページを開く。気分によってジャンルをチョイスして1日1冊ペース。Amazonで毎月3〜4万円くらい、いまは株よりも大事な投資(笑)。最近は本好きな読書家の方がたにオススメ本を聞くのでハズレなし。
そのとき私が考えていることは、読んでいる本のタイトルを見ればバレバレ(笑)。気になったページは折りまくるし、お風呂で読んでヨレヨレなので、ブックオフに出せない。
フィクション小説で特に好きなのは、「グレート・ギャツビー」(フィッツジェラルド著)。最近はビジネス書が多い。
よく立ち寄る本スポットは「On Sundays」(外苑前)、「洋書ロゴス」(渋谷)、「青山ブックセンター」(六本木)、「八重洲ブックセンター」(汐留)、「ブックス談」(浜松町)、神田の古本街、六本木ヒルズのライブラリー。
ロバート・ハリスさんが以前やっていたような書斎のようなサロンもいつか道楽でやってみたい、そして本の匂いに包まれたい(笑)。
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4週目‥‥星山さんおすすめの4冊目は、“運”を科学する本! |
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副題「運を鍛える四つの法則」、原題「THE LUCK FACTOR」。
この本は「運とは行動パターンや思考回路でコントロール可能である」ということを科学的に検証している。世界の著名人の「運」に関する「名言」も多数紹介されていて、これも興味深い。
わたしの持論だがLUCKYを知っているヒトは、自然にLUCKY度の高い方に呼び寄せられ更なるLUCKYを伝染しあい、LUCKYなチャンスをLUCKYなタイミングで掴む「好循環」を繰り返しているのだと思う。LUCKY癖をつけているというイメージ。
「運は自ら作るもの」、そうやって意識して以来、確かにずっと上向きな感じ。もっと意識を高く持ちたい。
なるべく「開いている」コンディション、つまりLUCKYを受け入れられるコンディションでいるべく、「自己管理」が大事になってくる。これは「RICH」や「HAPPY」ということにも共通して言えることだと思う。
ぼんやりと生きててはならない、ロジカル・シンキングをしてもっと運を鍛えたい!
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3週目‥‥星山さんおすすめの3冊目は、かわいい悟り本?! |
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上級者向け本。もはや悟りの本と言えるかも(笑)。世の中の「アンチ・りらっくま」的生活を送る皆様にこそおすすめしたい。普段ビジネス書オンリーなすごい経営者の方に「『りらっくま』をなめんな」と説かれパラパラ読んでいるうちに不覚にもハマる。
張り倒したくなるくらいの脱力っぷりにまずパラノい、禅問答がはじまる。繰り返し読むことで頭が鍛えられる気がして癖になりそう(笑)。私にとっては過激な問題定義本。
でもでも、そんな読み方では本末転倒!「りらっくす」です!
仕事も遊びもかなり真面目にやる派な私は休みの日も計画ビッシリ。自分をいかに笑わせられるか、りらっくすさせられるか、そんな環境作りに「ストイックになりすぎ感」ありな時にパラパラと読みたい1冊。
りらっくまろう!
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2週目‥‥星山さんおすすめの2冊目は、さわやかな衝撃が走る本。 |
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アメージング!!である。愛と夢と希望があふれている。いや、あふれちゃっている。最近出会ってすごくうれしくて身震いした本。恐ろしいほどの情報量と選択肢の中、迷走も多々な日々に指針的1冊。「一生懸命働くこと、感謝の心を忘れないこと、善き思い、正しい行いに努めること、素直な反省心でいつも自分を律すること、日々の暮らしの中で心を磨き、人格を高め続けること」‥日本人には馴染みやすい仏教的かつプリミティブな教えがそこにある。
稲盛さんの顔にはそんな「生き方」が表れている。
仕事が大好きな私としては仕事人、経営者としてはもちろんのこと、ひとりの人間として謙虚で、真っ直ぐで、ピュアで、優しくて、すこやかでありたい、と最近強く思う。
社会に対して、自然界に対して、宇宙に対して、もっと人間が叡智を以ってすればもっともっと素敵な世の中になるだろう。自分の身の丈から世の中を見るのではなく、もっと広大な宇宙から自分を見る、そんな視点を「忘れず」「間違わず」持っていたい。
さわやかな衝撃のある1冊。ああ、ココロきれいでありたい。
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1週目‥‥星山さんおすすめの一冊目は、あの有名な言葉の主の本。 |
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彼女の作品にまつわる有名な言葉。そもそも「知性」あるお尻なんて存在しない(笑)、彼女流のアンチテーゼである。
ある初夏の日、木場の美術館で彼女のインスタレーションを見た。あのサングラスと金切り声(彼女の音楽のイメージ)であまりにエキセントリックに映るLOVE&PEACEの世界一有名な未亡人、そして「ただの私」での「フェミニズム」を理知を以って肯定も批判もする提言者‥‥作品を前にして、全ての印象が合致した。作品はどれも整然としていて、ユーモアと知性全開、作品「YES」が示すようにそれらは単なる社会批判ではなく、むしろ自らがその社会の一旦を担っているという「覚悟〜リアル」がそこにあった。圧巻だった。そして「女性であること」「社会の一員であること」を超越して、シンプルに自分の生を冒涜しないで生きる「ただの私」の姿があった。
これはフェミニズムについて訴えた本ではない。
男・女の前にまず個(インディビジュアル)でありたい、とわたしも強く思う。そして自分の生に対して、社会に対して冒涜しない生き方をしよう。
(彼女の音楽も侮るなかれ、オススメです。)
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