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Hon-Cafeでは、毎月スペシャルゲストをお呼びしています。
4つのテーマで、毎週1冊づつゲスト愛読の「とびきりの1冊」を教えていただきますので、どうぞお楽しみに・・・!
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■小林のりこさん (エンタテイメント通訳)
今月のスペシャルゲストは、今を時めくエンタティメント通訳として活躍される小林のり子さん! 幼少期を海外で過ごされ、「日本語を忘れないように」とスタートして「本の虫」となったという読書歴と、「英語を忘れないように」と青春時代に明け暮れた映画館通い歴とが、現職への大きな財産に。
ピンク・フロイドをきっかけに、デビッド・ボウイ、フレデリック・フォーサイス、パウロ・コエーリョ、オリバー・ストーン、レオナルド・ディカプリオ、ジョン・ガリアーノなど各界著名人の通訳経験多数。今回、初の著書のテーマとなった「海外旅行」は、大の仲良し、舞台音響技師の「のぶちゃん」こと旦那さまといつも楽しまれているそうです♪
海外旅行 これで話せるのだ 英会話
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●小林さんにとって、本とはなんですか? 自由な表現でお答えください。
本は映画、絵画、写真などと同じように、限られた人生では実体験出来ない場所と時間へと、私の思いを運んでくれる、素晴らしいツールです。最近は少なくなりましたが、昔はよく本に夢中になり、目的の駅を乗り越したものです。
●「Hon-Cafe」読者の方に向けて一言をどうぞ
友人や知人に会うと、「最近、面白い本読んだ?」とよく聞くのですが、このところ、よくぞ聞いてくれたと熱を込めて本を推薦してくれる人が減りました。Hon-Cafeのお客さまにお会いできたら、是非、お聞きしたいですね。「最近読んだ面白い本はなーあに?」
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| 4週目‥‥旅に出るとき、手に携えて赴く1冊は? |
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「ジェーン・エア」が好きな理由は、一晩語り尽くないほどにあります。それほど気に入っています。旅にも、必ず持って行きます。
ジェーンはどちらかと言えば、かわゆくない性格で美人でもなく、彼女が愛し続けるロチェスター氏も、一筋縄では行かない傲慢な人物で、美男ではありません。そんな二人が、素直に結ばれるはずもなく、話は営々と続きます。こう書いて行くと読む気になれないと言われそうですが、そこをなんとか我慢して読み続けると、ジェーンの世界に引き込まれること請け合いです。
ブロンテ美術館になっている英国中部にある姉妹の生家(父親の牧師館)を訪れ、彼女たちの書簡、衣服、家具などを見て、そのつましい暮らしぶりを知り、改めてブロンテ姉妹の偉大さに感じ入りました。裏庭の墓場を囲む木々に吹く風の音は、まさにヒューヒューと、物悲しいものでした。
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| 3週目‥‥ピリリと効いたスパイスのような1冊は? |
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第一週、第二週と続けて、優良読書の鏡のような本を紹介しました。今週は、マンガのキャラ中で、Tweety(写真に、一緒に登場してもらうことにしました。Tweetyは黄色いひよこではありません。カナリアです)が一番好きな私、という側面を体現している本を紹介します。外見はミスター・ドーナッツの景品に登場するに値して、とてもかわいいのですが、Tweetyの根性はひねくれています。意地悪なのです。
で、サキの短編はいずれも、最初はよくあるお話なのですが、読後は、心がひんやりします。嫌悪感は残りませんが、意地悪いとしか言いようのない終わり方が多いのです。いつもノホホンと幸せに暮らしている私の、即効カンフル剤です。ただ、もちろん私は、性悪説ではなく、性善説信奉者ですし、自分が意地悪だとは思っていません。ただ、「人の不幸は蜜の味」と言ってはばからないお母ちゃんがおります。
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| 2週目‥‥青春時代に夢中になった、今も色あせない1冊は? |
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大学時代、クラブの仲間と夢中になってみんなで回し読みをした時期がありました。「指輪物語」や「ハリー・ポッター」同様に、映画化(ディズニー)が決定され、2006年に公開されると知り、読み返すことにしました。
初恋の人に再会しない方が幸せと言うように、青春時代に夢中になって読んだ本を再読して、心底がっかりすることが時たまありますが、ナルニア国は今も、素晴らしく魅力的な世界でした。あっと言う間に七巻、私は読み返してしまいましたが、初めての方は寝る前などに、ゆっくり、ナルニア国の情景に思いを巡らせながら読むのも一興です。
ファンタジー物としては、「ハリ・ポタ」のプロデューサーが映画化権を買った、今もお話が続いているヴァンパイアになった少年の冒険物語、「ダレン・シャン」(小学館)もお勧めです。去年通訳をさせてもらった作者ダレン・シャンは、ちょっぴり太目の楽しい、優しいアイルランド人男性でした。
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| 1週目‥‥「心に響いた一冊」を教えてください! |
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ノーベル文学賞に一番近いといわれるブラジル人作家のパウロの名は、世界的ベストセラー「アルケミスト」でご存知の方も多いと思います。これは、オーランド・ブルーム主演で、初監督作品として映画化を進めるハリウッド・スターもいて、あらゆる人々に愛される名著だと思います。
私も大好きですが、今回は敢えて、「ヴェロニカ」を選びました。不思議な味の作品で、あれよあれよと思っているうちに、一気に読み終えていました。彼の作品はいずれも、ストンと私の心に響いてきます。よーく考えると、非常にキリスト教的色彩が強いにも関わらず、押し付けがないところが気に入っています。
パウロは、世界遺産の選定委員でもあります。熊野路を歩いたときに山奥で偶然、まったく言葉の通じない老女の方のもてなしを受け、「至福のときだった」と話してくれました。何度も通訳をさせてもらっていますが、いつも次回作が楽しみです。
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映画監督や俳優、ミュージシャン、作家、ファッション・デザイナーなど、これまで私が数多く共に仕事をしたアーチストたちに共通していること。まったくの私見であり、例外のないルールはありませんが、程度の差こそあれ、みなさん自意識過剰で、驚くほど相手をよく観察していて、わがままで傷つき易いと思います。そして、何よりも、コミュニケーションの名手です。
かれらのコミュニケーション上手の鍵は、通訳を生業としている私が言うのも妙ではありますが、言葉だけではありません。そんな、私の信念をベースに、海外旅行に即役に立つ、英会話本を初めて書きました。中学1年生で習う単語だけを使っています。最後に、通訳も活用する英会話上達法が紹介されています。
大阪に住むまつおかたかこさんのイラストは、とてもかわゆく、のぶちゃん(夫)ともども、大いに気に入っています。私たちの実体験をもとにした、お役立ちコメントも入れました。
世にある海外旅行用英会話本と、ちょっぴり趣を異にしたいと思ったのですが…。さて、さて。是非、感想をお聞かせください。
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