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おすすめBOOK |
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元祖「Girls Read」、スカーレット・オハラに共感

風と共に去りぬ
15歳のときに初めて読んで以来、3〜4年に一度は読み返しています。ビビアン・リー主演で映画化もされているので、なんとなくストーリーなどは知っている人も多いかとは思いますが、私の周りには意外に原作を読んだことがない人が多い、ということが最近明らかになったので、ここでおすすめいたします。アメリカ南部の豊かな農園主の娘として育った主人公スカーレット・オハラの、恋愛、3度の結婚、2度の離婚、出産、戦争、などな ...続く>>
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【 きよこ 】のおすすめBOOK |
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大正の時代の悪女

痴人の愛
ナオミは妖艶な悪女である。そんな彼女の魅力に心底溺れてしまった「私」が語る物語。「私」はナオミを引きとって幼いころから育て、自分の理想の妻に仕立てあげようとするのであるが、徐々に奔放な彼女に振り回されていくことになる。でも離れられない。そんな「私」にじれったさを感じる一方、ナオミの魅惑的な容貌や所作にもついつい引きこまれてしまう。それが一気に読める理由のひとつかも。はたして家庭的なところのまったく ...続く>>
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【 きよこ 】のおすすめBOOK |
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色あせない物語

モモ
たまたまエッセイや記事で立て続けに「モモ」が引用されているのを見て、久しぶりに手に取った。小学生の頃、当時にしては長編の物語にがっぷりと取り組んだという印象があり、読み終わった時なんだか誇らしい気分になったことを覚えている。読書感想文にもしたような(笑)。細かな部分は忘れていたけれど、その時味わった高揚感みたいなものは、今読んでも色あせておらず、むしろ味わい深くなっていた。せかせかと過ごす毎日に疑 ...続く>>
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祝5000円札!樋口一葉を読んでみようという方に・・・。

にごりえ・たけくらべ
祝!5000円札。れれ、でも樋口一葉って誰?という方は、まずこの小説を読んでください。特に「たけくらべ」での将来は僧侶になる信如と遊女になる美登利の叶わぬ恋のお話は涙なくして読めません。私はこの小説を学校の授業で勉強したのですが、この小説のもっている雰囲気のはかなさ・哀しさにぐいぐいと引き込まれ、授業中ということも忘れて涙がでてしまいました。今よりももっと身分の差が激しかった時代の変えられない運命に苦 ...続く>>
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声に出して読みたい、宮澤賢治の世界

賢治草双
パロル舎から刊行の『画本 宮澤賢治』シリーズは、小林敏也氏の手による美しい挿絵によって、宮澤賢治の世界をより深く味わうことができます。ぜひ、その手触りと彩りの深さを感じてください。いくつもの風景が間近に広がって見えるはずです。大胆な構図と絶妙のコントラストから生まれる空間は、賢治特有のオノマトペにぴったりと重なって、物語に登場する人物や動物たちの声がすぐそばに聞こえてくるような錯覚を覚えます。遠く ...続く>>
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男と女のやるせない恋愛ものがたり・・・。

浮雲
時は敗戦直後、戦争中になにもかも失った男女のやるせない恋愛がつづられた物語です。戦争を経験した方がよくおっしゃる言葉に、「全ての価値観が180度変わって、本当に神も仏もないと思った」というのがあるのですが、まさに神も仏もない無常観が漂う小説です。小説の主人公となっているゆき子はそんな無常の世界を、図太くしたたかに生きていこうとするのです。富岡という男性と堂々巡りの不毛な関係を続けながら。ゆき子の生き ...続く>>
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名作にふれて

椿姫
オペラで知られている名作「椿姫」。内容はなんとなく知っていたぐらいで、今回初めて深い内容を知りました。美しい娼婦マルグリットと財をもたない青年アルマンとの愛の話である。マルグリットはアルマンと出会い、初めてお金ではなく、愛だけでアルマンと暮らしだす。しかし、前途有望な青年に対し、世間の目は冷たく、両親も許すはずがなかった。そして、マルグリットがした決断はあまりにつらいものだった。アルマンの純粋な恋 ...続く>>
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気持ちを新たにするために・・・

宮本武蔵
今年の年末年始は「宮本武蔵」を読む予定です。実はこの本は私にとって存在感の大きい本なのです。新入社員で入った石油会社の当時のボスが「正月は必ずこれを読んで気持ちを新たにするんだ、おまえも将来のために読め」と言って、私にこの全8巻をプレゼントしてくれたのです。以来3回ほど、年末年始に読破しましたが、未だ彼の言葉に隠れた深い意味を理解できず・・・。大人になった今だからこそ気付くことがあるかもしれないと、 ...続く>>
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