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まっこリ〜ナのカフェボンボン
大の本好き&現役編集者の「まっこり〜ナ」さんが、Hon-Cafeで、特別連載をしてくださることになりました! 開くと幸せな気持ちになれる、ラブパワーあふれる本を、Cafeのメニューになぞらえて毎月セレクトしてくださいますよー。更新は毎月第3火曜日。どうぞお見逃しなく!
おしゃれごころ

先月に続き編み物の話を少し。ようやく春めいてきたので、これからの季節に合う軽やかなものを編み始めています。

手芸店に買いものに行くと、結構何人もの方とおしゃべりをします。これってほかの種類のお店ではなかなかないことですよね。先日も、80代ぐらいの女の人に「この糸どうかしら?」と声をかけられました。「髪の毛のボリュームが少なくなったので、それをカバーするようなしゃれた帽子を編みたいけれど、おかしくないかしら」と心配そうです。専門的なことは言えませんが、それはとても素敵ですという気持ちは伝えました。

ベテラン店員さんに編み方を教えてもらったり、そのお店の毛糸で編んだマフラーを見てもらったりしながら、楽しいひとときを過ごしています。

編み物が女の人のおしゃれごころに寄り添っている感じがいいですね。既製品をパッと買って着るのとは違って、素材から選ぶ、編むという時間も全部含めてのおしゃれです。そういえば、近所の小さな女の子に「よる、あんでるのー?」と聞かれました。子どもの発想って面白いですね。

さて、今月の月替わりメニューは、マフィン。素朴な味の焼き菓子です。マフィンをおやつに持って出かけたくなる本を選びました。春風に焼きたてのマフィンの香りが漂います。


まっこリ〜ナイメージ
まっこリ〜ナ Profile

編集者。出版社勤務を経て現在フリーランス。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。趣味は草花園芸、透明な海でのスノーケリング、ヨガ。夢は沖縄に移住してマンゴーの木を植えて暮らすこと。
今月は……「散歩日和。春を探しに焼きたてのマフィンをかごに詰めて」


価格:¥1,470
より空に近い場所

東京屋上散歩
著者:鷹野晃 / 出版社:淡交社


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屋上は特別な場所。エレベーターに乗りこみ、屋上階のRボタンを押して上昇するとき、著者は“うれしくも危ういスリリングな時間”を体験するのだという。著者のこんな想いがダイレクトに伝わる写真集です。

屋上に一歩足を踏み入れると、風はいつも意外に強くて、服がはためいて、まぶしい。屋上の扉を開けたときの解放感を感じたくてページをめくりました。屋上は都会のびっくり箱みたい。銀座の屋上に天空農園があったり、目の前を新幹線が通っていたり。思いがけない光景に出会える確立が高い気がする。都市が変貌し続けていることを実感できる場所でもあります。デパートのレトロな屋上遊園地の遊具は、いつまでも子どもたちを待っているようでせつないけれど。

20年前の風景がところどころにはさみこまれ、時代を行ったり来たりする。都営アパートの屋上で遊んでいた子どもたち、今はどうしているでしょうか。

現在はなくなってしまった懐かしい風景とともに、日本の新名所・東京スカイツリーのさまざまな姿を見ることができるのも、本書の楽しみのひとつです。


価格:¥1,680
古都の美

京都名所百景
著者:水野克比古 / 出版社:光村推古書院


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京都を42年間に渡り撮り続けてきた写真家による名所案内。春夏秋冬、京都の季節の移ろいをくっきりと写し出した風景が多数収められています。

もうすぐ桜の季節ですが、やはり、京都各所の桜には格別の趣きがあります。豪華絢爛な円山公園の夜桜、水面に影を落とす祇園白川の枝垂れ桜など、古都ならではの桜の風景は洗練と華やぎに満ちています。

古い社に咲く花菖蒲、一面コスモスの大原の里、紅葉の庭園、山奥の山門に降り積もる雪。あいまいさのない、これぞ京都という景色の数々に魅了されます。それでも、著者の水野さんは、京都を撮り尽くしたという充足感がまだ持てないといいいます。その理由のひとつが、四季の移ろいにメリハリがあり、かつ微妙なこと。京都の奥深さをあらためて教えてくれる言葉ですが、「微妙さ」というのは実際に足を運んで肌で感じなければわからないのかもしれません。

まずは春爛漫を満喫しに。新緑の京都も美しい。本書の景色とは違う季節に訪れてみるのもおすすめです。
・フレッシュジュースな本  「フレッシュジュースな本」一覧へ >>


価格:
¥790
チャーミングな料理本

料理の絵本 完全版
著者:石井好子/水森亜土 / 出版社:文藝春秋


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石井好子さんのお料理に亜土ちゃんが絵を描いた、夢いっぱい、幸せいっぱいの本が復刊されました。

「卵とわたし」「ご飯とわたし」「サラダとわたし」「ポテトとわたし」の4章に100以上の料理を紹介。卵料理だけでも、ロシア風卵、コンコン卵、卵のグラタン、カニたまと、おそうざいからピクニックに持っていきたいレシピまでバラエティ豊かです。少し古風なレシピもあり、それがかえって新鮮に感じられます。

かつて一緒に本を作ったとき「石井さんが料理を作ってくれて、あたしは目でシャッター押しといて、おいしく食べて、あとから描いたのヨ。」と亜土ちゃん。味見をしてる子、うっとり匂いをかいでる子、もりもり食べてる子、みんなほんとにキラキラしています。

スープの唄も載ってます! 鼻歌まじりにお料理したくなる本です。


・カフェオレな本  「カフェオレな本」一覧へ >>


価格:
¥1,575
韓国の美しい裁縫道具

あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま
著者:イ・ヨンギョン/かみやにじ / 出版社:福音館書店


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新しい裁縫箱がほしくてずっと探しているのですが、なかなか気に入ったものに巡り合えません。先日、ある老舗デパートで聞きましたら「裁縫箱は置いてません」とのことでした。呉服売り場の片隅にでもあると嬉しかったのですが……。さて、本書は、韓国のお裁縫にまつわるお話。伝統的な裁縫道具が美しい、個性的なテーマの絵本です。

裁縫上手な奥さんの部屋には、いつも7つの道具がありました。ある日のこと、奥さんがうたたねをしているあいだに、道具たちが自慢話を始めます。

「奥さんがお針が上手なのは、私が寸法をきちんと測れるからよ」と物差し夫人が自慢すれば、「きれいに布を切るのは私よ!」とはさみお嬢さんが言い返します。針娘や糸姉さんたち、道具の精たちみんなが自分が一番と言い出して……。

美しい彩色が施された裁縫箱や道具が乙女ごころをくすぐります。道具の精たちの服装や髪型も細やかに描き分けられています。ページをじっくり眺めて楽しんでください。


・日本茶な本  「日本茶な本」一覧へ >>


価格:
¥1,365
洋食料理で幸せ気分に

ケンタロウの洋食 ムズカシイことぬき!
著者:ケンタロウ / 出版社:講談社


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著者のケンタロウさんが2月にオートバイ事故にあわれました。一日も早く快復されることを祈って、この本をご紹介致します。

「ムズカシイことぬき!」の新作は、美味しくて簡単な洋食。日本の洋食は日本だけのもの。たしかにそうですね。ハンバーグもグラタンもオムライスも。洋食は元々レストランの料理ですが、家でも同じように作りたい。そんな願いをかなえてくれるのが本書です。

レシピは家庭で作りやすいように工夫されているけれど、まずはケンタロウさんの教えを守って、細かいことをていねいにやってみるのがお店の味に近づくコツですね。「フライパンで絶品メニュー」「どこか懐かしい洋食料理&しあわせのスープ」「洋食スイーツ」と、家族みんなで楽しめるメニューがたくさん。日曜日のお昼に作って食べたいなあ!


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BackNumber
2012年05月−「謎めいて。芳醇に香るヴィンテージ・ワインのような本」
2012年04月−「自然とともに。白い花のエルダーフラワー・ジュースのような本 」
2012年03月−「散歩日和。春を探しに焼きたてのマフィンをかごに詰めて」
2012年02月−「いにしえの都。若草が香る鶯もちのような本」
2012年01月−「木の話。森で味わう深煎りのコーヒーのような本」
2011年12月−「本の迷宮。エレガントなカフェ・ロマーノのような本」
2011年11月−「空を見上げて。夕焼け色のカンパリ・オレンジのような本」
2011年10月−「キュートな絵本。甘いホット・ファッジ・サンデーのときめき」
2011年09月−「日本のふるさとへ。素朴でやさしい味わいの栗もちのような本」
2011年08月−「今日もふらりと。公園のベンチに座ってソフトクリームでひと休み」
2011年07月−「永遠の夏。昼下がりのライチジュースのような本」
2011年06月−「電車日和。駅のスタンドのコーヒーが旅の始まり」
2011年05月−「かぐわしい夏。絞り立てのマンゴージュースのような本」
2011年04月−「大切な言葉。深い余韻を残すエスプレッソマキアートのような本」
2011年03月−「おみせ大好き。縁日の綿あめのようなノスタルジックな本」
2011年02月−「日本の粋。和の心あふれる桜もちのような本」
2011年01月−「見る喜びに満ちて。心浮き立つシャンパン・サングリアのような本」
2010年12月−「思いを届けて。遥かな国の便りを待ちながらクリスマス・ティーを」
2010年11月−「ラブリー・ガール。甘い夢をのせたカップケーキのような本」
2010年10月−「緑あふれる本。庭の木陰でクリームティーを楽しみながら」
2010年09月−「夜のファンタジー。秋の匂いがするメープルミルクティーのような本」
2010年08月−「少年たちの物語。甘酸っぱいミックスベリーティーのような本」
2010年07月−「見果てぬ夢。眠れない夜にのむ白ビールのような本」
2010年06月−「島のごちそう。夏の午後のパインソルベのような本」
2010年05月−「世界は広い。異国の風が香るミント・ジュレップのような本」
2010年04月−「道を極める本。傍らには気を静めるオレンジピール・ティーを」
2010年03月−「ビバ!ミュージック。泡がきらめくハイボールのような本」
2010年02月−「青春の輝き。夢がはじけるライムソーダのような本」
2010年01月−「ぼくのコレクション。フランボワーズリキュールで至福の時を」
2009年12月−「無償の愛。真っ白なスノーボールクッキーのような本」
2009年11月−「短編をよむ快楽。ビターなチョコレート・ブラウニーのような本」
2009年10月−「地図を広げて。町角でほおばるドーナツのような本」
2009年09月−「たどりつく場所。運命を占うコーヒーのような本」
2009年08月−「光と影を映す版画の世界。スパイシーなチャイのような本」
2009年07月−「大人の寓話。ノスタルジアな思い出がつまったラムネのような本」
2009年06月−「都市の風景。街の灯りを映すジン・ライムのような本」
2009年05月−「小さな島の物語。夏の喜びがつまったマーマレードのような本」
2009年04月−「旅はつづく。乾いた風に混じるチコリコーヒーの匂いを感じる本」
2009年03月−「オーラが輝く人。芳香を放つリモンチェッロのような本」
2009年02月−「Boy Meets Girlのときめき。さわやかなダイキリのような本」
2009年01月−「怖い物語。マシュマロ入りのホットココアでぬくもりを」
2008年12月−「少女の夢。ふんわり甘いマドレーヌのような本」
2008年11月−「聖夜にちなんで。幸運のお菓子ミンス・パイと心温まる本を」
2008年10月−「アメリカの風景。日曜日のチョコレートサンデーのような本」
2008年09月−「水辺の物語。水の波紋のような花茶のゆらめきとともに」
2008年08月−「和を慈しむ。日本情緒あふれるみつまめのような本」
2008年07月−「毎日が夏休み。夏の思い出の味がする、いちごのかき氷のような本」
2008年06月−「自然のインスピレーション。清々しく香るオレンジティーのような本」
2008年05月−「初夏の夜の匂い。新鮮なミントの葉が香るモヒートのような本」
2008年04月−「ファンタジックな贈り物。カフェ・コレットのように深い味わいの本」
2008年03月−「豊かなイメージの喚起。太陽の光を浴びたサン・ティーのような本」
2008年02月−「愛され続けて。バターの風味豊かでスイートなマフィンのような本」
2008年01月−「懐かしい思い出の味。カラメルソースが優しく甘いプリンのような本」
2007年12月−「極上の日本文学に酔う。豊かな芳香に満ちたカルヴァドスのような本」
2007年11月−「大切な人への贈り物に。ハートを描いたカプチーノのように心温まる本」
2007年10月−「北欧から届いた便り。フィンランドの素朴なお菓子・プッラのような本」
2007年09月−「旅心を誘われて。秋の香りを運ぶお酒、ジャック・ローズのような本」
2007年08月−「ハンモックに揺られながら読む。夏の果実のシャーベットのような本」
2007年07月−「さわやかな風に吹かれて。夏の庭で飲む葡萄ジュースのような本」
2007年06月−「もし猫と話せたら。夢溢れる空想の物語はハニーミルクのように優しい」
2007年05月−「愛の言葉の響き。サングリアのように甘く、生き生きとした詩の一節を」
2007年04月−「忘れられない愛。ハート色をしたイチゴのクリームソーダになぞらえて」
2007年03月−「春を告げるレシピ。お祝いの喜びに溢れた復活祭のお菓子のような本」
2007年02月−「昔を知る喜び。傍らには沖縄伝統の真っ白な泡のブクブクー茶を」
2007年01月−「音楽への扉が開く音。それはスパークリング・ワインのコルクの音のよう」
2006年12月−「幸せの予感に満ちて。ビターな香りを運ぶココアカプチーノのような本」
2006年11月−「冬のパリへ。ベビー・シャンパンの生まれたての泡に乾杯」
2006年10月−「叙情溢れる物語。異国的な香りたちこめるアールグレイのような本」
2006年09月−「恋愛のアフォリズム。甘酸っぱさが優しいクランベリーソーダのような本」
2006年08月−「ご馳走の歓び。幸福の味がするヴィシソワーズのような本」
2006年07月−「遠い夏。思い出は懐かしいバニラ・アイスの甘さとともに」
2006年06月−「いつも一緒に。心を優しく鎮めるラベンダー・ティーのような本」
2006年05月−「緑の木陰でひと休み。泡ガラスで冷たい麦茶をどうぞ」
2006年04月−「極上の短編の味わい。それは複雑に香るフルーツ・ティーのよう」
2006年03月−「ピュアな魂の物語。かぐわしい野生の黒すぐりの果汁のような本」
2006年02月−「花の色と香りで春を先取り。心華やぐローズヒップティーのような本」
2006年01月−「日本の良きたたずまいを思う。初春の読書に気持ちも新たにお抹茶を」
2005年12月−「冬の夜の静けさ。深い感動をコーヒー・グロッグの温かさとともに」
2005年11月−「究極の美に浸る喜び。贅沢なミモザのような本」
2005年10月−「自由気ままな旅へ。異国の地で飲む一杯のカプチーノから」
2005年09月−「季節が移ろう気配。メープルプディングで秋の深まりを感じる本を」
2005年08月−「愛と絶望の炸裂。そのきらめきは色が弾けるフルーツパンチのよう」
2005年07月−「私のパラダイス。その心地よさはカフェオレフロートの冷たい舌触り」
2005年06月−「夢と奇跡を巻き起こす。ミラクルな甘さのキャラメルラテのような本」
2005年05月−「楽園の神秘に思いを馳せる。コナコーヒーの深い香りを感じながら」
2005年04月−「果汁の一滴一滴がもたらす愛と美。濃厚なざくろジュースのような本」
2005年03月−「南風が吹き、光に包まれる季節。青空の下の読書には辛口の白ワイン」
2005年02月−「心の奥の記憶が甦る。夏の日のレモネードのような本」
2005年01月−「果実の香りは最高のアロマ。泡が輝くロゼ・シャンパンのような本」
2004年11月−「心からくつろいで。さわやかな香りを運ぶジャスミン・ティー。」
2004年10月−「豊かな人生の彩り。その独特の味わいは、桂花陳酒の香りのよう」
2004年09月−「身を焦がす情熱。カフェ・マッキャートのように濃い、人生の軌跡」
2004年08月−「甘くせつない郷愁。バナナ・ジュースのやさしい記憶に身を任せて」
2004年07月−「空と海と大地に宿る命。体を潤すグアバ・ジュースのような本」
2004年05月−「柔らかく無垢な眼差し。香り高いココナッツ・カプチーノのような本」
2004年04月−「官能的なルビー色の果肉。絞り立てのブラッドオレンジを飲みほして」
2004年02月−「本を開くと溢れる愛。カルーア・ミルクで心に休息を。」
2004年01月−「一匙のジャムは心の癒し。冬の夢へ誘うロシアン・ティーのような本」
2003年12月−「濃厚な甘さとほろ苦さ。あつあつのホットチョコレートのような本」
2003年11月−「待ち遠しいクリスマス。本の傍らには聖夜の定番・エッグノッグを」
2003年10月−「どこか懐かしい蜂蜜の味。とろりと甘いハニーカフェラテのような本」
2003年09月−「見ているだけで幸せ。華やかなハイビスカス・ティーのような本。」



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